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管理人名:chaos(かおすと読む) 黒トリップ:◆CHAoSP0mwk←これで固定 IP再取得するようなので白鳥(白トリップ)は変わってしまいます。 2012y04m30d_164333187.jpg Skypeでコンタクトしたい場合はスカイプ名に「hayato8311」でおk。 職業:学生(当然) 性格:話せばわかると思うよ。 もなちゃと暦:入り口に居た頃も含めてだいたい3年ぐらい(途中休止、活動停止が何度か) 経歴:元【轟軍】(後の金轟軍)所属、元月輝隊(色々いたころ) 色々な配下の軍もあったがそれには全て所属せず。 イン関係:土曜日や休み中は昼前ぐらい、一般的には夕方。夜はあまりいない。 ゲームを買ったり、借りたりするとINしなくなるのが特徴。 主にいる場所:今は神社のみ。前は廃墟やギコBAR、ワショーイ堂にも。月輝隊だったからね。 特技:今はなくてもよくね?いつかは見つかるはずさ。 潜在能力:既視感←気になったらうぃきぺでぃあで検索 最近も発動したようです。 お友達:ここの管理人にゆかりのある人達の紹介をご覧ください。 よく使うAA(キャラ):最近はchibinov(上記写真のキャラ)、mosamosa4とか。前はfuunとかジョルジュ、ちびもなが主だった。他のもたまに使うことがある。 自分の良いところを聞かれた場合:自分は思いやりがある。 ↑日本語あってるのかな? 一言:そこらへんのがなんとなく作ってみたWikiを閲覧してくれてどーもです。できれば仲良くしてほしいよぉ。
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ぺちぺち、こねこね ぺちぺち、こねこね 憂「ふぅ…あとは焼くだけ」 ジュージュー ジュージュー 憂「できた!おいしそ~!」 憂「あっ、もう学校の時間だから行かないと!」 憂「お姉ちゃん、学校行くよー!」 唯「あ、待って~!」 憂「はい、これお弁当」 唯「えへへ、いつもありがとう」 憂「そんな…お姉ちゃんのためなら」 私はお姉ちゃんが大好きです。 今日も大好きなお姉ちゃんのために丹精込めてお弁当を作りました。 お姉ちゃん、喜んでくれるかな。 憂「お姉ちゃん、今日も勉強がんばってね」 唯「うぅ~…つらいよ~」 憂「ファイト!お姉ちゃん!」 二人仲良く学校へ向かっています。 お姉ちゃんはもう高校三年生、受験生です。 いろいろ大変な時期なので、私が支えないといけません。 その中で体調管理は最も重要です。 受験当日に風邪をひいたりでもしたら大変。 お姉ちゃんの栄養士は私です。 私が健康的な料理を作ってお姉ちゃんに元気でいてもらわないといけません。 唯「じゃあ憂、またあとでね」 憂「うん、バイバイ」 学校に着くと私たちはそれぞれのクラスへと行きました。 梓「おはよう、憂」 純「おはよっ」 憂「おはよー」 教室に入ると梓ちゃんと純ちゃんが私に笑顔で挨拶してきました。 二人は私の大切な友達です。 梓「最近寒いね」 憂「ほんとだねー」 純「私、寒いのキライだよ」 なんてことのない会話。 特に大きな事件も起きません。 それが私たちの日常。 でも、退屈ではありません。 毎日平和なことは幸せなことです。 お姉ちゃんがいて、友達がいて…私は楽しい日々を過ごしています。 午前中の授業も終わり、お昼休みになりました。 私たちいつも三人は机を囲い、お昼ご飯を食べています。 純「憂、今日はなに作ったの?」 憂「お姉ちゃんのうんこで作ったうんこハンバーグだよ」 純「うわー、美味しそう。一口ちょうだい」 憂「はい、どうぞ」 純「憂の料理は相変わらず美味しそうな~」 憂「えへへ」 純ちゃんは私が作ったうんこハンバーグを美味しそうに食べています。 自分が作った料理をこんな風に食べてもらうことはとても嬉しいです。 ましてやうんこハンバーグはお姉ちゃんとの合作です。 嬉しさも二倍になります。 梓「……」 純「あれ?どうしたの梓?」 憂「梓ちゃん?」 梓ちゃんはお姉ちゃんのうんこで作ったうんこハンバーグをジーっと見つめています。 なにか変なものでも入っているのでしょうか? 純「もしかして、梓もハンバーグ食べたいの?」 梓「ううん…違うの」 梓ちゃんは少し暗い表情をしています。 どこか悲しそうな… 梓「唯先輩のうんこで作ったうんこハンバーグを見てると…なんだか急に切なくなってきて」 梓「唯先輩…もうすぐ卒業しちゃうんだよね…」 憂「あ…」 そうです。 お姉ちゃんはもうすぐこの学校を卒業してしまいます。 妹の私もとても寂しいです。 憂「……」 純「…寂しくなっちゃうね」 梓「……」 純「でもさ、だったら今一緒にいる時間を大切にしなよ」 純「梓も憂も」 憂「純ちゃん…」 純ちゃんの励ましにより、私と梓ちゃんは少しだけ元気が出ました。 でも、まだ心のどこかがすっぽり空いてるような… 憂「……」 憂(今日のうんこハンバーグは…ちょっと苦いなぁ…) 学校が終わると、私はクラスの係の仕事で遅くまで残ることになりました。 早くお姉ちゃんのお世話をしたいのですが…仕方ありません。 急いで仕事を終わらせた私は、テキパキと帰り支度を済ませ学校を出ようとしました。 ~♪ 憂「あっ…お姉ちゃんからだ」 私が玄関で靴を履き替えようとしたその時、お姉ちゃんからメールが届きました。 唯『うい~、教室にお弁当箱忘れちゃったから持ってきて~』 憂「もう…しょうがないなぁ、お姉ちゃんは」 メールを読んだあと、すぐにお姉ちゃんの教室に行きました。 三年生の教室は私たち二年生にとっては新鮮な光景です。 憂「ここ…お姉ちゃんの席だ」 お姉ちゃんの香りがする席。 一発で分かりました。 憂「すー……はぁー」 深く深呼吸をして、お姉ちゃんの匂いを堪能しました。 憂「いけない、お弁当箱持ち帰らないと」 憂「お姉ちゃん…私の作った料理全部食べてくれたかな~」 私はお姉ちゃんの机の中からお弁当箱を取り出すと、興味本意で中身を確認することにしました。 憂「え……」 中は衝撃的なことになっていました。 憂「な、なんで…」 憂「なんでうんこハンバーグだけ残して…」 そこにはご飯やハンバーグ以外のおかずはありません。 うんこハンバーグだけきれいに残っていました。 憂「……」 私はお弁当箱のふたを閉じると、走って家へと帰りました。 憂「お姉ちゃん!!」 唯「あっ、ういー。お帰りー」 家ではお姉ちゃんがリビングでゴロゴロしていました。 普段なら「お姉ちゃんかわいいーっ」と思いますが、今はそれどころではありません。 私はお姉ちゃんにお弁当の中身を見せました。 憂「これ…どういうことなの?」 唯「……」 憂「せっかく作ったのに、なんで残しちゃうの!?」 唯「……」 憂「ひどいよお姉ちゃん…私はお姉ちゃんのためを思って作ったのに…」 唯「……」 無言を続けていたお姉ちゃんの重い口が、ようやく開きました。 唯「だって…うんこだよ?食べれるわけないじゃん」 憂「……」 私にはお姉ちゃんの言ってることが理解できませんでした。 なんでうんこはダメなの? うんこ美味しいじゃん。 うんこ最高じゃん。 うんこはすごいよなんでもあうよ。 憂「……」 唯「……」 その日は一日中、お姉ちゃんとしゃべることはありませんでした。 2
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Chaos;HEAd/カオスヘッドのゲームシリーズのまとめwikiです。 誰でも編集できます。 <(´v゚)乙 ビシィ! 『CHAOS;HEAD』(PC無印版)公式 http //www.nitroplus.co.jp/pc/lineup/into_15/index.php 『CHAOS;HEAD NOAH』公式 http //5pb.jp/games/chaoshead/ 『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』公式 http //lovechuchu.net/ 科学ADVシリーズ 公式 http //www.kagaku-adv.com/ アニメ公式 http //www.vap.co.jp/chaoshead/ 現行スレ 2ちゃんねる検索 過去ログ http //sonomedarenome.web.fc2.com/ まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください
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Patch 1.3 (EU) Release Notes 引用。 -------------------------------------------------- Warhammer Mark of Chaos - Patch 1.3 Release Notes -------------------------------------------------- ----- Fixes ----- - Text fixes in all language versions. - Fixed a crash that occured after the second mission in Empire Chapter 1. - Fixed a crash that occured after loading games in the single player campaign.
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鍵を握る少女"ギガロマニアックス"「咲畑 梨深」 読み:かぎをにぎるしょうじょ"ぎがろまにあっくす"「さきはた りみ」 カテゴリー:Chara/女性 作品:CHAOS;HEAD 属性:火 ATK:3(+2) DEF:3(+3) ビシィッ! 独り言はやめるべし! illust:5pb./Nitroplus NP-036 T C 収録:トライアルデッキ 「OS:ニトロプラス1.00」 / ブースターパック 「OS:ニトロプラス1.10」 バニラの小型キャラ。 フレンドとしてディソード ギガロマニアックス 「咲畑 梨深」を使用する場合はほぼ必須カードとなる。 パートナーとしては上記の方が強く、採用されることは少ない。 実質的に下位互換となるPRカードが存在する。
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凛々しき剣士「オクタヴィア」 読み:りりしきけんし「おくたゔぃあ」 カテゴリー:Chara/女性 作品:ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地 属性:水 ATK:3(+1) DEF:2(+2) illust:AQUAPLUS PR-003 収録:Chaosキャンペーン交換景品
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【登録タグ VOCALOID う 初音ミク 曲 織春コン】 作詞:織春コン 作曲:織春コン 編曲:織春コン 唄:初音ミク 曲紹介 残酷な便意のテー(略) 織春コン氏の20作目。 動画内には、さまざまなパロディーが散りばめられている。例えば、最後の歌詞は「脱法ロック」のパロディーである。 ネタ曲投稿祭参加曲。 ネタ曲投稿祭2021秋にて、続編的な「車に轢かれたら、うんこ出た。」を投稿している。 動画はpotata氏が手掛ける。 歌詞 (動画概要欄より転載、ルビ編集) アッー やばい メチャうんこしたい 電車の中(イン・ザ・トレイン) 我が家まで約40分の行程 やばい ガチうんこしたい 次の駅(ステーション) ウォシュレット付トイレがあった記憶 でもッ、我慢するッ! 途中下車などッありえなァいッ! それはシンプルな理由 「なんとなく負けたくない」 廻り始めた運命の車輪 歴史は決意が紡ぎ出す! ”出す”と言った? 今はやめろ 敏感(センシティブ)な言葉だ 閉じた蕾よ 咲くこと勿れ 我が家の厠で開花(フィニッシュ)したい 脳内全部 今このとき うんちのことでいっぱいなんだお(^ω^) ヤバい 痛恨の一撃(ビッグウェーブ)キタァ! 漏らしそう 電車の揺れと便意の波の奇跡的相性(マリアージュ) だが、勝負する。 ここで逃げたら意味がないだろ? 「諦めたらそこでゲームセットですよ」 唸れ ケツ筋! 鎖せ ウン門! 我が家まで あと少しだ! (間奏) 嗚呼・・・ 俺は今 お風呂場にいます パンツとケツをゆすぎ泣いてます 狂い弾けたウン命の車輪 歴史のケツ論は悲劇だった 改札の駆け抜け失敗 このタイムロスでオワタ \(^o^)/ 紳士淑女よ もうおわかりか? うんこは我慢するものではない 速やかに最寄りのトイレへ それが脱糞危機(ショック)の礼法 ただ もし俺に同じことが起きたなら …リベンジするさ コメント かわいそうに -- 名無しさん (2022-02-19 17 15 15) ? -- 名無しさん (2022-02-19 20 35 32) 草 -- クォ (2022-02-20 07 43 13) 名前 コメント
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冬木は、元々自然豊かな土地だ。 新都のように発展した都市部を持ちながらも、古くからある景観を忘れてはおらず、未だ人の開発の手が及んでいない側面も持っている。 そのオリジナルと同じく再現された「冬木」にも、人ひとり立ち入らない緑に溢れる場所があった。 鬱蒼と木々が生い茂る冬木の森の中に、根が浮き出ている土を踏みしめる音が立つ。 音源にあたる地点にいたのは、人間の男。 見た感じでは丸腰で、水色のTシャツにブルージーンズを履いているどこにでもいるような壮年に見える男性だった。 何故この地に足を踏み入れたのかは分からないが、男は殆どが幹と葉で埋め尽くされた周囲を見回すと、その場で黙々と作業にあたった。 手始めに、男は近くの木を素手で殴り始めた。 男は木を切るための斧すらも持っていないので、頼れるのは己の拳のみである。 特におかしいところはない。これは男が開拓する際に真っ先にやるべきことなのだ。 しばらく木の幹を殴っていると、やがてポン、という小気味いい音と共に、木の幹の一部が小さな立方体となって傍らに弾きだされる。 男はそれを拾ったのを皮切りに、周辺の木の幹を自らの拳で数本、立方体にして自身の懐に収める。 幹を取られた木の葉は何故か据え置かれていて宙を舞っていたが、時間が立つと次第にその姿を忽然と消していた。 おかしいところは何もない。 それなりの数の木を拾った男は、今度は立方体に変えた木の幹をさらに4つの木材へと変えた。 いや、厳密には原木を手作業で木材に加工した、と言った方がいいのかもしれない。 しかし、実際には魔法のように「変えた」としか形容のしようがないほどの手慣れた手つきだった。 男は次に、生まれた4つの木材を合成して作業台を製作した。 男がひょいと軽い手つきで腕を振ると、ポンという音と共に立方体の作業台が設置される。 上面には3×3マスの格子模様が、側面には作業用の道具などが取り付けられており、これでより複雑な道具を作成可能になるだろう。 そんな折、森に二人目の来訪者が現れる。背後からは長い間隔で土を踏む音が男の耳に入ってきた。 しかし、土を踏む音はか細く何かを恐れているようで、男とは違ってこれといった目的を持って踏み入った者ではなかった。 「わぁぁぁっ!?」 男に寄ってきた誰かは、男を見て驚きのあまりその場に尻餅をついてしまう。 この場所に人がいることに驚いたかは定かではないが、悲鳴にこっちがびっくりしそうだと男は思った。 男が来訪者の方へ向くと、羽が二つ着いている穴の開いた帽子を被り、リュックサックを背負った中性的な外見をした子供がいた。 子供は、怯えた上目遣いで男を見上げる。 「た、食べないでください!」 「食べねえよ!ゾンビじゃあるまいし。いくら何でもビビり過ぎじゃないか?人をそんな目で見るんじゃない」 男はやれやれという形で肩をすくめながら言う。 誰しも過度に怖がられると不愉快な思いが多少は湧くものだ。 男は子供を相手に少しだけ陽気な成分を含んだ口調で話すも、子供は態度を変えない。 それどころか、子供の目は明らかに人間ではないモノを見る目を宿していた。 「ヒト…?ヒトって、そんな形をしているんですか!?」 子供は男の姿を見た上で言った。 子供がそう言うのも尤もで、男の身体構造はヒトというにはあまりにもかけ離れていた。 作業台や収集した木の幹と同じく立方体の頭部に、関節のない四角柱の形をした手足、そして幾何学的な直方体の胴体。 男の体は、全て角ばった四角でできていた。 「いや、俺は元々こんなだから人間が全員そうってわけじゃないさ。ここは辺境の森だから俺達以外誰もいないが、街の方へ行けばきっとアンタと似た外見のヒトもいるだろうよ」 「ヒトがいるって…じゃあ、ここはジャパリパークじゃないんですか!?」 「ジャパリパークってのはどこだか知らねえが、そういういことになるな」 子供は考え込むように俯き、混乱が抜けきっていないようだった。 「低い声…髭も生えてますけど、もしかしてオス…じゃなくて男のヒトですよね?」 「オスって、随分とませた言い方だな…見りゃわかるだろ?」 男は立方体の頭部にある無精髭を関節のない手で指しながら言う。 子供も考える力はあるようで、努めて冷静になろうとしている。 「…ということは、あなたはフレンズさん、じゃないんですよね?」 「ふれんず?いいや、俺は確かにヒトだが、サーヴァントだ。“クラフター”のサーヴァント。そのくらいは知っといてくれよ、マスター。 真名は…特に名はなかったが、民間伝承じゃあ『スティーブ』なんて呼ばれてたらしい。何はともあれ、よろしくな」 スティーブは子供――かばんに、しっかりしてほしいという意味合いも込めて答える。 マスターから少し離れた場所で鉄片からサーヴァントに成ったからか、少しばかり見つけるのに手間取ってしまったが、 あの様子からしてこの子供が記憶を取り戻した自身のマスターで間違いないだろう。 こんな森の中にNPCがのこのこと顔を出すとも思えない。 「僕は…かばんっていいます。でも、クラフターさんがサーヴァントってことは…聖杯戦争…やっぱり、ボクはあの後――」 「何かあったのか?サーヴァントなんだから、話はいくらでも聞いてやるぜ?」 ◇ ――ありがとう、元気で。 かばんが最後に見たのは、巨大化した黒いセルリアンが自身に覆いかぶさってくる光景だった。 決死の思いでセルリアンに飲み込まれたサーバルを救出し、どこまでも付き添ってくれた親友を守らんがために囮になり、かばんはそのままセルリアンに捕食された…筈だった。 泥とも取れぬドス黒い流体に飲み込まれ、意識が無くなったかと思うと、気が付けば木々の生い茂る森の中。 付近にはフレンズどころか、動物のいる気配すらなかった。 そして脳裏に浮き出ているのは『聖杯戦争』という単語とそれに関する情報。 「ヒト」のフレンズとして生まれてからというものの、ヒトの社会に溶け込んだことがないかばんには、聖杯戦争というものを理解するには少々レベルが高すぎた。 そしてわけもわからずに森を彷徨っていると、離れたところで鉄片からサーヴァントになっていたスティーブと出会った、というのが事の次第である。 フレンズという稀有な背景を持つヒトであり、貴重な標本となる彼女を『Chaos.Cell』が招き入れたのは必然なのかもしれない。 「へえ、マスターにもいろいろあったってワケか」 「いきなり冬木ってところに飛ばされたのはびっくりしましたけど、確かに僕以外のヒトに会えると思うと嬉しい気持ちはあります」 「マスターなりに、頑張ってきたんだな」 「い、いえ、そんな…」 自身の覚えていることをできる限りスティーブに伝えたかばんは、帽子を深く被る。 眼前にいる四角形でできている自身のサーヴァントは、話してみると悪い人柄でもなさそうだった。 ジャパリパークで出会ったたくさんのフレンズには見られない「男」ではあるが、それは同時にフレンズの枠に入らない生粋のヒトでもあるということだ。 外見こそ驚いたが、そこはヒトもフレンズも同じ、十人十色、博士の言っていたように多様であることを表しているのかもしれない。 「だが、ヒトに会ってそれからどうするんだ?マスターはもうここに来ちまった。もう後には引き返せない。 既に知ってるだろうが、聖杯戦争は有体に言えば殺し合いだ。もしかしたら、かばんちゃんが本当に食われるなんてこともあり得るかもしれない」 ここはジャパリパークではなく、聖杯戦争のために再現された冬木市という場所で、街にはかばんと同じヒトが住んでいる。 それはかばんの探し求めていたヒトの住むちほーがあることを意味していたのだが、それをかばんは素直に喜ぶことはできなかった。 「それはもう、わかっています。正直に言うと、セルリアンに襲われた時よりも怖いです。でも、あんな別れ方でよかったのかなって…」 かばんはジャパリパークでの旅の中で出会ってきたフレンズを思い返す。 思えば、サーバルにも、ラッキービーストにも、フレンズの皆にも別れの一言も言えずにここに来てしまった。 そして、気付けばまた独りぼっち。 傍にはスティーブがいるものの、かばんのジャパリパークでの思い出は切り離せないものになっていた。 「だから、もし叶うのなら、もう一度ジャパリパークに帰ってみんなに会いたいんです。あのままだときっと、サーバルちゃんも、パークの皆さんも悲しませてしまいます」 「けどな、マスター。ここは電脳空間だ。もう一度言うが、一旦聖杯戦争に首を突っ込めばもう終わるまでは抜け出せねえ。正直、俺の力だけじゃかなり厳しいものがある。それでもやるのか?」 スティーブは立方体に浮き出た顔を険しいものに変えてかばんに忠告する。 スティーブのクラフターとしての能力は、即ちモノづくりに特化した能力だ。 道具作成や拠点づくり、地形変動には長けるが、三騎士ほど直接的な戦闘に秀でているとは言い難く、パラメータも並のサーヴァントよりも劣る。 聖杯大戦のようなチーム戦ならまだしも、この聖杯戦争はあくまで個人戦だ。 そうなればスティーブのようなサーヴァントは同盟なりを駆使して泥臭く勝利を勝ち取っていくしかない。 「僕が願うとするなら、『フレンズの皆さんにまた会うこと』です。これから色んな人に出会うと思いますから」 「…そうか」 かばんに対して、スティーブは何も言わずに小さく頷きながら、淡々と答える。 「これまでの旅の中で、フレンズの皆さんは力のない僕を何度も助けてくれました。 だから、ジャパリパークのフレンズさん達のように力になってくれるマスターさんやサーヴァントさんもきっといると思うんです。クラフターさんだって――」 かばんはスティーブをじっと見据える。 純真ながらも力強い視線に、スティーブは恥ずかしげに目を逸らし、作業台へと向かっていった。 「…よし!まずはしっかりとした拠点作りだな!『来客』のためにも広めに、武器も多めに作っておこうか。マスターも手伝ってくれるか?」 数拍子置いて、スティーブの意図を汲み取ったかばんは元気よく「はい!」と返事し、スティーブの方へ向かっていった。 【クラス】 クラフター 【真名】 スティーブ@Minecraft 【パラメーター】 筋力C 耐久C 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具B+ 【属性】 中立・善 【クラススキル】 道具作成:C(EX) ツルハシに剣、鎧、果てには加工素材からポーションまで、スティーブのいた世界に存在したあらゆるモノを製作することができる。 作成には相応の素材が必要になるが、『匠の境地』を発動している間はその限りでなく、ランクも()内のものに修正される。 なお、スティーブの場合は作成とは逆に解体も可能。 【保有スキル】 専科百般:A スティーブが元いた世界を開拓するにあたって、多方面に発揮されていた才能。 武術、馬術、農業、牧畜、鍛冶、狩猟術、交渉、破壊工作、その他様々な専業スキルについて、Cクラス以上の習熟度を発揮できる。 陣地建築:E~A+ 自らに有利な陣地を作り上げる、というより建築する。 ほんの小さな家から神殿クラスの城まで、スティーブの腕次第で自由自在に展開することができる。 ただし、基本的に陣地のランクに比例して作成に時間がかかる。 【宝具】 『匠の境地(クリエイティブ・モード)』 ランク:C+ 種別:創造宝具 レンジ:自分 最大捕捉:- あらゆるモノを投入して荘厳な建造物を創り上げたスティーブが至った高みであり、クラフターたる所以。 この宝具を発動すると、あらゆる攻撃に対して無敵かつ飛行が可能になり、無から有を創り出すことまでもが可能になる。 本来は素材を集める必要があるものもこの状態ではその場で自由に創造でき、基本的にスティーブのいた世界にあったモノは全て取り出すことができる。 なお、この状態のスティーブはマスターが死なない限り不死身だが、この宝具は文字通り創造するための宝具であるため、 敵を倒す目的には使えず、敵を攻撃した場合は自動的に宝具の効果が解けてしまう。 敵の一切の干渉を寄せ付けないため、陣地を作成したり、地形を変えたり、道具素材を用意するなどあらゆる方面で有用だが、同時に穴も多い。 『付呪の台座(エンチャント・テーブル)』 ランク:B+ 種別:付呪宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 本、ダイヤモンド、黒曜石から作成できる、アイテムをエンチャントするための宝具。 スティーブはこれを多用していたため、あらかじめ宝具として所持している。 その名の通り、武器などのアイテムを強化することができる。 本を介して様々な概念が付与されるが、どんなものが付くかは運次第。 付与された概念にもよるが、エンチャントしたダイヤモンドの剣ともなれば、高ランクの宝具とも遜色ない出来になるだろう。 付近に本棚があれば、より高レベルのエンチャントが可能になる。 なお、『ドロップ増加』のついた武器でサーヴァントを倒すと鉄片を複数落とすことがある。 『立方舟の箱庭(ワールド・イズ・マインクラフト)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:- 任意の範囲のモノを立方体のブロックで構成された世界のモノに置き換える宝具。 この宝具の範囲内にあるものは、すべてスティーブの見てきた立方体のブロックで構成された物に置き換わってしまう。 それは生物やサーヴァントも例外でなく、スティーブのように立方体の頭に直方体の胴体と関節のない手足で構成された身体に状態変化してしまう。 NPCやマスター、サーヴァントなどは約30ターンで元の姿に戻れるが、慣れていないと行動に著しい制限を食らうことになるだろう。 性質としては空想具現化に近いが、人工物や生物にも影響を与えるという点では固有結界の性質も併せ持っている。 【weapon】 製作した剣や斧など。威力は使った素材によって変化する。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの力になる。 【人物背景】 Minecraftでのプレイヤーの使用する標準スキン。一般的にスティーブと呼ばれているため、それが真名として定着している。 原作でもこれといって台詞はなく、口調は書き手各々の想像に委ねられている。 把握の際には、Minecraftのシステムへの理解に重点を置くといい。 【マスター】 かばん@けものフレンズ 【マスターとしての願い】 ジャパリパークへ帰る。 【参戦方法】 黒いセルリアンの内部に、鉄片があった。 【weapon】 特になし 【能力・技能】 身体能力は他に比べて劣るが、他のフレンズに比べて一線を画した知能と観察力、発想力を持つ。 一応、身体能力も木登りをできる程度までには成長している。 【人物背景】 けものフレンズの主人公。 名前や出自を含むこれまでの記憶が一切なく、気が付いた頃にはさばんなちほーを宛てもなくさまよい歩いていた。 「本名がわかるまでの間の名前」として、背中に背負っていた鞄(かばん)に因み「かばん」という仮称を与えられ、以降は彼女自身も周囲に対してこの名前で自己紹介している。 性格は温厚で心優しく控えめ、若干気弱なところもある。言葉遣いは丁寧で、打ち解けた関係になった後のサーバルを除き、ですます口調で話しさん付けで名前を呼ぶ。 身体能力は他のフレンズに比べ著しく劣り、「潜水」や「飛行」といった能力も持たない。 一方で、他のフレンズたちとは一線を画した知能と観察力、発想力を持ち、旅の間、行く先々で出会ったフレンズの抱える問題ごとを次々と解決している。 参戦時系列は11話のラストから。 此度の聖杯戦争では、さばんなちほーを宛てもなく彷徨い、そのフレンズにも属さなかった背景を反映してか役割が設定されていない。 要するに、浮浪児である。 【方針】 積極的に同盟を組み、フレンズもとい主従達と脱出を目指していく。
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"ギガロマニアックス"「楠 優愛」 「岸本 あやせ」 読み:"ぎがろまにあっくす"「くすのき ゆあ」 「きしもと あやせ」 カテゴリー:Chara/女性 作品:CHAOS;HEAD 属性:地 ATK:5(+1) DEF:5(+1) 【エクストラ:「楠 優愛」 「岸本 あやせ」】 『先制攻撃』 キミもグラジオールの黒騎士だったのね illust:5pb./Nitroplus NP-054 C 収録:ブースターパック 「OS:ニトロプラス1.10」 「楠 優愛」と「岸本 あやせ」を代償として登場するエクストラキャラ。 しかし能力は先制攻撃のみとそれぞれの面影は一切なく、どちらかと言えば元気な妹 ギガロマニアックス 「西條 七海」に近い。